横浜市で交通事故後のむちうちが原因で首が痛む方へ向けたブログ【専門家監修】
【目次】
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【交通事故後のむちうちとは?】
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むちうちのメカニズムと主な症状
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むちうち症状が遅れて現れる理由
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【交通事故後に首が痛む場合の初期対応】
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事故直後にやるべき3つのこと
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医療機関を受診する
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診断書を発行してもらう
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整骨院や接骨院を早めに受診する重要性
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【むちうちが改善しない理由と慢性化するリスク】
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自己判断や自然治癒に頼るリスクとは?
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むちうちを放置すると起こる可能性のある後遺症
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【交通事故後のむちうちで首が痛む場合の適切な治療法】
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整骨院での施術内容と具体的な治療法
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マッサージ療法
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関節矯正法(骨格調整)
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筋肉調整・ストレッチ
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痛みの緩和を早める電気療法
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整形外科との連携がなぜ大切か?
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【自宅でできるむちうち症状のセルフケア方法】
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日常生活で意識すべきこと
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首の痛みを和らげる簡単ストレッチ3選
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【交通事故のむちうち施術で整骨院が選ばれる理由】
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いっぽ整骨院が交通事故患者様に選ばれる5つのポイント
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【むちうちで首が痛む際によくある質問】
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通院頻度や治療期間は?
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自賠責保険利用で治療費はどうなる?
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本文
【交通事故後のむちうちとは?】
むちうちは、交通事故の衝撃で頭部が激しく前後に振られることにより、首や肩周辺の筋肉・靭帯・神経などが損傷を受ける症状を指します。
【むちうちのメカニズム】
むちうちは、主に追突事故の際に起こりやすい症状です。後ろから衝突されると、以下のような動きが起こります。
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衝突直後(加速)
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車体が後ろから押されると、まず胴体が前方に押し出されます。
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頭部は胴体よりも重く支えがないため、首が一瞬後ろに反り返ります。このとき、頸部前方の筋肉や靭帯が引き伸ばされ、損傷します。
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反動(減速)
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首が後ろに反った後、今度は急激に前方へ振り戻されます。
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この反動によって、今度は首の後ろ側の筋肉や靭帯が急激に伸び、損傷を起こします。
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むちうちは、この前後の激しい揺さぶりにより、頸椎(首の骨)周囲の組織にダメージを与えるのが特徴です。
【主な症状】
むちうちの主な症状としては以下のものがあります。
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首・肩の痛みや凝り
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頭痛・めまい
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吐き気
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腕や手指のしびれ・痛み
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耳鳴り・視覚障害(目がぼやけるなど)
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倦怠感・睡眠障害
これらは事故直後に現れることもあれば、数日から数週間経ってから徐々に現れることもあります。
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/traumatic_cervical_syndrome.html
【むちうちの症状が遅れて現れる理由】
むちうち症状が遅れて現れる理由には、以下の要因があります。
① 事故直後の興奮状態
交通事故の直後は、交感神経が優位になるため、痛みを感じにくくなっています。これを「アドレナリン作用」といい、事故直後は身体が興奮して痛みを感じにくくなっていることが多いのです。
② 筋肉の炎症や損傷が徐々に進行するため
事故による筋肉や靭帯への損傷は、事故後数時間〜数日経ってから炎症が広がり、本格的に痛みや腫れを引き起こします。そのため、事故直後には自覚症状がほとんどなくても、数日後になってから痛みや不調が現れることがあります。
③ 自律神経のバランスが崩れるため
むちうちによる頸椎周囲の損傷は、自律神経にも影響を与える場合があります。自律神経のバランスが乱れると、徐々に頭痛やめまい、吐き気など、さまざまな症状が遅れて現れることがあります。
むちうち症状が遅れて現れるケースが多いため、交通事故後は痛みがなくても、医療機関で早めに診断・治療を受けることが重要です。
【交通事故後に首が痛む場合の初期対応】
交通事故直後に首の痛みを感じた場合、適切な対応を迅速に取ることが重要です。初期対応として必ず行うべき3つのポイントを詳しく解説します。
① 医療機関を受診する
交通事故直後は、痛みを軽視せず、まずは整形外科などの医療機関を受診しましょう。事故後はアドレナリンの影響で痛みを感じにくくなっていることもありますが、時間経過とともに症状が悪化することがあります。特に首の痛みはむち打ち症などの可能性が高いため、早期の専門的な診断が重要です。
② 医師から診断書を発行してもらう
交通事故による怪我や痛みについて医師から「診断書」を取得することが極めて重要です。診断書は事故による怪我を証明する公式な書類であり、後に保険会社とのやり取りや補償問題で必要になります。診断書は早めに入手し、事故日との関連性を明確にしておきましょう。
③ 整骨院や接骨院を早めに受診する重要性
医療機関での診断後は、整骨院や接骨院での治療を早めに開始することをおすすめします。整骨院・接骨院では、医療機関と連携してむち打ち症や首の痛みに特化した治療を提供します。早期の施術開始は回復を早めるだけでなく、後遺症を予防する観点でも非常に重要です。また、交通事故治療に精通した整骨院を選ぶことで、保険会社との手続きについても適切なアドバイスを受けることができます。
以上の3つの初期対応を正しく行うことで、首の痛みの早期回復を促し、適切な補償をスムーズに受けられるようになります。
【参考ページ】交通事故施術について詳しくはこちら
https://ippo-seikotsu.com/treatment/
【むちうちが改善しない理由と慢性化するリスク】
自己判断や自然治癒に頼るリスクとは?
むちうちは交通事故などの衝撃によって首の筋肉や靭帯、神経が損傷を受けることで起こります。しかし、見た目には外傷がないことも多いため、「たいしたことない」と自己判断してしまう方が少なくありません。また、「時間が経てば治るだろう」と自然治癒に頼ってしまうケースも多いです。
しかし、適切な治療を受けずに放置すると、症状が長引いたり悪化するリスクがあります。特に、炎症が慢性化したり、筋肉の緊張が抜けずに神経を圧迫し続けると、日常生活に支障をきたすような状態になる可能性もあります。
さらに、事故から数日~数週間経ってから症状が悪化するケースもあるため、「今は大丈夫だから」と安易に考えるのは非常に危険です。早期に医療機関を受診し、正確な診断と適切な治療を受けることが回復への近道です。
むちうちを放置すると起こる可能性のある後遺症
むちうちを適切に治療せずに放置してしまうと、慢性的な症状や後遺症につながる危険性があります。代表的な後遺症としては以下のようなものがあります:
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慢性的な首や肩の痛み
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頭痛やめまい、吐き気
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手足のしびれや感覚異常
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集中力の低下や睡眠障害
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自律神経の乱れによる体調不良(倦怠感・動悸など)
特に、神経が関与している場合は、後になってから症状が強く現れることもあり、回復に時間がかかることがあります。
また、むちうちの症状が長引くことで、心因的なストレスや不安を引き起こし、うつ症状につながるケースも報告されています。このような慢性化・悪化のリスクを防ぐためにも、事故後は早めに専門機関での検査と治療を受けることが重要です。
【交通事故後のむちうちで首が痛む場合の適切な治療法】
整骨院での施術内容と具体的な治療法
交通事故による「むちうち」は、首の筋肉や靭帯、関節などにダメージを与えることが多く、早期の適切な治療が回復のカギとなります。整骨院では、以下のような施術が行われます。
■ 整骨院での施術内容と具体的な治療法
● マッサージ療法
むちうちによって緊張・炎症を起こしている筋肉に対して、手技によるやさしいマッサージを行います。これにより血行を促進し、筋肉のこわばりをほぐすことで痛みの軽減を図ります。
・血流の改善が痛みと回復の速度に直結します。
・無理な施術は逆効果になるため、事故直後は専門家の判断が重要です。
● 関節矯正法(骨格調整)
むちうちによる衝撃で、首や背骨の関節にズレ(歪み)が生じている場合があります。関節矯正では、このズレをソフトな手技で整えることで、神経や筋肉への負担を軽減します。
・骨格の歪みが原因の慢性的な痛みやしびれに効果があります。
・安全でやさしい矯正が基本です。ボキボキ鳴らす手法ではありません。
● 筋肉調整・ストレッチ
首や肩周辺の筋肉が緊張していると、痛みや動かしにくさの原因になります。整骨院では、一人ひとりの状態に合わせた筋肉の調整やストレッチを行い、柔軟性と可動域の回復を促します。
・再発防止のためには筋肉バランスの改善が不可欠です。
・症状に合わせた丁寧なストレッチで無理なく回復をサポートします。
● 痛みの緩和を早める電気療法
電気治療器を使用して、筋肉の深部に直接アプローチします。痛みを緩和し、炎症を抑える効果があり、早期回復を目指すうえで非常に効果的です。
・神経痛や深層筋のこわばりにも有効です。
・温熱効果でリラックス作用も期待できます。
■ 整形外科との連携がなぜ大切か?
むちうちは、見た目ではわかりづらい「隠れた損傷」が多いのが特徴です。そのため、レントゲンやMRIなど医学的検査での診断が不可欠です。整形外科での診断を受けながら、整骨院での施術を併用することで、法的・医療的なサポート体制が万全になります。
・整形外科の診断書は保険請求や慰謝料請求にも必要不可欠です。
・整骨院と整形外科の両方をうまく活用することで、心身ともに安心の治療が可能になります。
▼ まとめ
交通事故後のむちうちは、放置すると慢性化や後遺症の原因になります。早期に整形外科と整骨院の連携したケアを受けることが、回復の近道です。
何かご不明な点があれば、いつでもご相談ください。
【参考ページ】むちうち専門施術について詳しくはこちら
https://ippo-seikotsu.com/treatment/
【自宅でできるむちうち症状のセルフケア方法】
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むちうちは、交通事故や転倒などによって首に衝撃が加わることで起こる症状で、首の痛み・張り・可動域の制限・頭痛・めまいなどを引き起こすことがあります。軽度な症状であれば、自宅でのセルフケアによって改善が期待できます。
◆ 日常生活で意識すべきこと
むちうちの回復には、日常生活での**「正しい姿勢」と「無理のない動き」**が重要です。
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長時間同じ姿勢を避ける
→ パソコン作業やスマホの操作時は、1時間に1回は首や肩を動かすようにしましょう。 -
枕の高さを見直す
→ 高すぎる・低すぎる枕は首に負担をかけ、回復を妨げます。首の自然なカーブを支える高さが理想です。 -
湯船で温める
→ 血流を促進し、筋肉の緊張を和らげるために、毎日湯船につかることをおすすめします。 -
急な首の動きは避ける
→ 急に振り向く、無理な角度で首を動かすのはNG。痛みがあるうちは、首をゆっくり動かすように意識してください。
◆ 首の痛みを和らげる簡単ストレッチ3選
※痛みが強い場合や動かすと悪化するような場合は無理せず、医療機関に相談してください。
① 首の横倒しストレッチ(側屈)
効果:首の横側〜肩にかけての筋肉を緩める
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椅子に座り、背筋を伸ばします。
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ゆっくりと頭を片側に倒し、耳を肩に近づけるようにします。
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反対側の肩が上がらないように注意しながら、15秒キープ。
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左右交互に2〜3セット繰り返します。
👉 首を無理に倒さないのがポイント!
👉 痛みのない範囲で行ってください。② あご引きエクササイズ(チンタック)
効果:首の後ろの緊張を和らげ、姿勢改善にも◎
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壁に背中をつけて立ちます(頭・背中・お尻を壁につける)。
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あごを軽く引いて「二重あご」を作るように首を後ろへ引きます。
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そのまま5秒キープ、ゆっくり戻す。
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10回繰り返します。
👉 スマホ首・猫背の改善にも効果的です。
③ 肩甲骨ほぐしストレッチ
効果:肩甲骨周りの筋肉が緩み、首の動きも楽に
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両手を肩に置いて、肘で大きな円を描くようにゆっくり後ろ回しに回します(10回)。
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今度は前回しにも10回。
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肩甲骨がよく動くことを意識しましょう。
👉 肩周りがほぐれることで、首の負担が軽くなります。
まとめ
むちうちの症状は放っておくと慢性化する恐れがあります。**「日常生活での意識」と「無理のないセルフケア」**を組み合わせることで、症状の緩和・回復を目指しましょう。
ただし、症状が長引いたり、しびれ・強い頭痛・吐き気がある場合は、すぐに医療機関を受診することが大切です。
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【交通事故のむちうち施術で整骨院が選ばれる理由】
当院が選ばれる5つの理由は、
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いっぽ整骨院が交通事故患者様に選ばれる5つのポイント
① 夜23時まで受付!通いやすさが圧倒的
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交通事故後の通院は、仕事や家事で忙しい方にとって負担になることも。
いっぽ整骨院では夜23時まで受付しているため、お仕事帰りや用事の後でも無理なく通えます。
「通いやすさ」は継続治療にとって非常に重要なポイントです。② 提携整形外科・弁護士事務所ありで安心対応
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交通事故に関するトラブルや症状に悩まれている方もご安心ください。
当院はあざみ野の甲斐整形外科や弁護士事務所と提携しており、医師の診断や法律的サポートも可能です。
「治療」と「手続き」の両面をサポートできる体制が整っています。③ 自賠責保険対応で窓口負担0円
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交通事故治療には自賠責保険が適用されるため、当院では窓口での治療費負担は一切ありません(0円)。
保険の手続きも丁寧にサポートいたしますので、初めての方でも安心してご来院いただけます。④ 国家資格を持つ施術者が的確にアプローチ
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むちうち症は、首や肩だけでなく全身のバランスを崩すこともあります。
いっぽ整骨院では、国家資格(柔道整復師)を持つ施術者が、患者様の症状に応じた最適な施術を行います。
専門的な知識と経験に基づいた施術が信頼される理由の一つです。⑤ 専用駐車場完備で車でも通いやすい
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交通事故後は車での通院が必要なケースも多いため、当院では専用の無料駐車場をご用意しています。
車でのアクセスが便利なのも、多くの患者様に選ばれる理由のひとつです。
【むちうちで首が痛む際によくある質問】
■ 通院頻度や治療期間は?
むちうちの症状や損傷の程度によって異なりますが、一般的な目安としては以下の通りです。
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通院頻度:
初期の炎症が強い時期(1〜2週間)は「週に3〜4回」の通院が推奨されます。その後、症状の改善に合わせて徐々に「週1〜2回」へと減らしていくケースが多いです。 -
治療期間:
一般的には「約3ヶ月〜6ヶ月」が目安となります。
ただし、痛みや可動域制限が長引く場合は、症状固定(症状がこれ以上良くならないと医師が判断した状態)まで継続されることもあります。
「通院は初期段階では週3〜4回が目安」
「治療期間は3ヶ月〜6ヶ月が一般的」
■ 自賠責保険利用で治療費はどうなる?
交通事故によるむちうちであれば、自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)を使って整骨院や整形外科での治療が受けられます。
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治療費:
原則として患者の自己負担は0円です。整骨院・病院での治療費は加害者側の自賠責保険から支払われます。 -
対象となる費用:
通院費(交通費)、診断書料、慰謝料なども含まれるため、被害者にとって非常に負担が少ない制度です。 -
必要な手続き:
保険会社への連絡と、医療機関や整骨院での「交通事故による受傷」である旨の説明が必要です。整骨院によっては、保険会社とのやりとりを代行してくれる場合もあります。
「自賠責保険を使えば治療費の自己負担は0円」
「通院費や慰謝料も保険でカバーされる」
ご不明点があれば、お気軽にご相談ください。
交通事故にあった直後は痛みを感じなくても、数日後に症状が出るケースも多いため、早めの受診と相談が大切です。