整体後の腰痛悪化は好転反応?それとも揉み返し?
整体後の腰痛悪化は好転反応?それとも揉み返し?【見分け方と対処法を専門家が解説】
整体やマッサージを受けた後に「腰痛がかえって悪化した…」という経験をされた方も多いのではないでしょうか?せっかく良くしようと思って通院したのに、逆に症状が強まると不安になりますよね。
実は、整体後に痛みが強まる原因には「好転反応」と「揉み返し」の2つがあります。この二つを混同してしまうと適切な対処が遅れてしまい、回復が長引いてしまうことも少なくありません。
今回は横浜市旭区万騎が原にある【いっぽ整骨院】の院長が「整体後の腰痛悪化」の原因の見分け方や対処法について詳しく解説いたします。
目次(構成案)
- 整体後に腰痛が悪化する2つの原因
- 「好転反応」と「揉み返し」とは?
- 整体後に現れる「好転反応」とは?【特徴と症状】
- 「揉み返し」とは何か?なぜ起こる?【原因と特徴】
- 「好転反応」と「揉み返し」の見分け方とポイント
- 症状が出るタイミング
- 痛みの種類と持続時間
- 整体後に腰痛が悪化したときの対処法
- 好転反応の場合の過ごし方
- 揉み返しの場合の適切な処置方法
- 揉み返しにならないための整体院の選び方
- 技術と経験のある整体院の重要性
- 【まとめ】整体後の腰痛悪化は正しい知識で適切な対処を
整体後に腰痛が悪化する2つの原因
整体後に腰痛が悪化するのには大きく分けて次の二つの理由があります。
- 好転反応
- 揉み返し
「好転反応」は施術後の身体の回復過程で起きる一時的な症状ですが、「揉み返し」は施術により筋肉や組織が傷ついた際に起こる炎症反応です。
整体後に現れる「好転反応」とは?【特徴と症状】
好転反応とは、整体施術を受けた後、体が正常な状態に戻ろうとする際に起きる一時的な反応です。血行が改善され老廃物が排出される過程で、一時的に症状が強くなったり、だるさや眠気を感じたりします。
具体的な症状としては、
- 軽い腰痛やだるさ
- 一時的な倦怠感や眠気
- 体温が少し上昇する感覚
多くの場合、数時間〜2日程度で自然に消失します。
「揉み返し」とは何か?なぜ起こる?【原因と特徴】
揉み返しとは、施術者が強く筋肉を圧迫したり、過剰な刺激を与えたりした結果、筋肉が損傷を受けて炎症を起こした状態のことです。
主な原因は、
- 強すぎる施術圧力
- 筋肉の繊維が傷つくような施術方法
- 無理なストレッチや関節調整法
特徴的な症状としては、
- 施術後数時間~翌日にかけて起きる強い痛み
- 痛みが3日以上継続し、悪化する傾向がある
- 痛みとともに患部に腫れを感じることもある
揉み返しは決して「効いている」証拠ではありません。
「好転反応」と「揉み返し」の見分け方とポイント
整体後に腰痛が強くなった時、「好転反応」か「揉み返し」かを見分けるポイントがあります。
症状が出るタイミング
- 好転反応:施術直後から数時間以内に現れ、翌日以降は徐々に改善
- 揉み返し:施術後数時間~翌日以降にかけて症状が悪化
痛みの種類と持続時間
- 好転反応:鈍いだるさ、軽度の痛み。比較的短期間(数時間~数日)で自然回復
- 揉み返し:鋭く強い痛みで、数日間以上続き、改善しにくい
整体後に腰痛が悪化したときの対処法
症状によって対処方法が異なるため注意が必要です。
好転反応の場合の過ごし方
- ゆっくりと休息をとる
- 水分を十分に摂る(老廃物排出促進)
- 温かい入浴や軽いストレッチを行う
揉み返しの場合の適切な処置方法
- 冷却して炎症を抑える
- 強いマッサージやストレッチは避ける
- 症状が続く場合は医療機関や専門家に相談する
【関連記事:『腰痛改善のために知っておきたい正しいストレッチ方法』(内部リンク)】
揉み返しにならないための整体院の選び方
揉み返しは施術者の技術不足や経験不足によって引き起こされることも少なくありません。施術者が国家資格を持つ柔道整復師であるか、経験年数や実績、患者様からの評判を事前に確認しましょう。
【いっぽ整骨院】では、治療家歴18年の国家資格保持者である院長が、すべての患者様を担当します。技術力・経験ともに安心して施術を受けられます。
【関連記事:『横浜市旭区で信頼できる整体院の選び方とは?』(内部リンク)】
【まとめ】整体後の腰痛悪化は正しい知識で適切な対処を
整体後に腰痛が悪化した場合、その症状が「好転反応」か「揉み返し」なのかをしっかり見極めることが重要です。不安を感じる時は早めに施術した整骨院や整体院に相談しましょう。
【いっぽ整骨院】は23時まで営業し、整形外科とも提携しているため万が一の場合にも安心してご相談いただけます。ぜひお気軽にご予約・お問い合わせください。